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塚田 惇
画家
ベン・シャーンの作品がきっかけとなって、リルケの「マルテの手記」を読み、
共感して作品をつくってみました。
経験し、追憶し、忘却し、思い出が自身のなかで当たり前になったとき、ふとし
た偶然から作品が生まれてくることは、作家は誰しも体験していることだと思いま
す。
ベン・シャーンが(版画集「一行の詩のためには・・・」リルケ「マルテの手記」)で、リルケの言葉に一つ一つ形を与えていった作業は、生きてきたことの証を形として残したかったからのような気がします。
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